海外留学生の学費がとんでもないことに…【フランス】
フランスの首相、Edouard Philippeさんが11月19日に発表した海外留学生の学費の値上げが問題になっています。
なんと学士の授業料年間170€を2770€に、修士を243€ (380€のところもある)から3770€へ。
15倍以上も学費が上がってしまうのです。
しかも先日発表されたばかりだというのに、2019年から適用!
このままでは学費が払えず勉強をすることのできない学生が大勢出てくるのではないかと…。
フランスへ留学にくる学生の大半はアフリカ諸国から来ているようなのでこの値上げは厳しいものがあります。
現にこの改正はヨーロッパ圏以外の学生のみの適用であり、これは差別であるとデモや署名活動が行われているようです。
ちなみにフランス的には留学生を増やしていく方針のようですが…?
果たしてこの決定では留学生の数はどうなるのやら。取れるところから取って財政を確保したいというところでしょうか?
もう「フランスは学費安いよ。」という時代は終わってしまったのかな?
フランスより学費が安いと言われているドイツなど他のヨーロッパ諸国はどうなっていくのか気になります。